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ともいってすっごくいいともいます

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友猪リクエスト! / 藤原

「ダイジョーブ博士が原因で女体化して半泣きの猪狩さんとそれを見てわたわたする友沢」を、書かせていただきました!

未曽有の長さになってしまったので畳んでいます。
本当に長いです。ちょっと変態くさいです……すみません。

リクエストありがとうございました!










ピンポーン!

チャイムの音で友沢は目を覚ました。ぼんやりとした頭のままで時計を見ると、すでに朝とは言えないが昼ともいえない時間帯である。こんな時間に何者だと思いながら頭を掻いていると、ピンポンピンポンとまたチャイムが鳴った。
しつこい。
郵便だろうか。
思いっきりあくびをしながら玄関に向かい、念のため覗き穴から外の様子を確認したが誰の姿も確認できない。そうしている間にまたチャイムが鳴った。友沢は若干の苛立ちを覚えつつ乱暴にカギを外してドアを開けた。
「あーーはいはい……って」

「猪狩……さん?」
ドアを開けて目に飛び込んできたのは、見慣れた明るい茶色の髪とカイザースのトレーニングウェアだった。猪狩だ、と思ったが、どこか違和感を覚えて友沢は口ごもった。
「友沢………」
友沢の目の前の人物は、上ずった小さな声でつぶやくと俯いていた頭を上げた。なぜか異様にサイズの大きいウェアを着ているが、確かに猪狩だ。顔も猪狩だ。だけれどもストレートに猪狩だ、とは思えない。
「どうしたんですか、こんな時間に」
「すまないがちょっと上がらせてくれないか」
「あ、い、いいですけど」
猪狩の声が、若干高い。ドアを抑える友沢の腕をすり抜けるようにして猪狩が入室する。そこで、あ、と友沢は思った。猪狩の身長がだいぶ低いように感じられる。背中もいつもより狭いような。カギを掛け直すと、友沢は猪狩を追いかけて廊下を進む。
 友沢の部屋の中央部に居座った猪狩は、そこらへんに転がっていたクッションを抱えて神妙な顔をしていた。いやに少女趣味なポーズだな、と友沢は思ったが黙っていた。
「驚かないで聞いてくれ」
友沢を見ずに、猪狩は言った。
「はい」
「ボク、もう野球ができないかもしれない」
「は?」
「バットがすごく重く感じて、全然振れないし、球を投げてみたんだがなんだかへろへろして、それに、……それに、」
驚きはしなかったが、友沢は猪狩がなにを言いだしているのかさっぱりわからなかった。無表情で淡々と言っていた猪狩は徐々に感極まったかのように、眉根を寄せて、目を閉じた。
「走ると、邪魔で、痛くって……女性はつらいな、と」
なぜ女性が出てくるのだ、と思った友沢の疑問はすぐに解消された。「驚かないでくれよ」二度目の同じセリフを放った猪狩が、喉元まで閉めていたトレーニングウェアのファスナーをするりと下げる。一瞬ためらったのち、ウェアの合わせを開いて胸部をあらわにした猪狩を見て、友沢は目を見開いた。
「な、なんですかそれ……何の冗談ですか」
「冗談だったらどんなにいいか!」
語気を荒げる猪狩の胸元には、たわわに実った果実……いや乳房のようなものがついていたのだった。肌に密着したアンダーシャツを張り裂かんばかりに押し上げている。
「いたっ……」
「あ、すいません」
思わず掴んだそれはむにっと柔らかい感触を友沢の手のひらに残した。逃げる猪狩を追うように腕を伸ばし、弾力のあるそれをたぷたぷと揺らす。慌てて猪狩は羽織っていたトレーニングウェアを掻き合わせた。
「ちょっ、キミ! 女性の胸をいきなり触るなんて、何を考えてるんだ!」
「女性の胸って……あんたの胸だろ。 それ本物なんですか」
「ほ、本物……だと思う。たぶん」
「多分?」
猪狩は押し黙り、じわりと目に涙を滲ませた。よく見ると猪狩の顔色は真っ青になっている。友沢はようやく猪狩が本気で悩んでいることが分かり、おろおろと先ほど乳を鷲掴みにした右手をさまよわせた。とりあえずといったようにぎこちなく猪狩の肩を抱く。いつもよりほっそりして、華奢な肩だ。
「や、あの……なにがあったのかよくわかんないんすけど。何でそんなことに?」
「実は………」



~回想~


 ボクは今日の早朝に、日課である華麗なるロードワークに出かけていたんだ。天才っぷりに磨きを掛けるには泥臭い鍛錬を行うことも必要なのさ。そう、優雅に河川敷を走るボクの姿は、周りのさわやかな大自然の空気と相まって、さぞ人目を引くものだっただろう。白衣を着た一人の老人……いや中年? がボクに声をかけてきた。
「ヘーイ、ユーアージャパニーズベイスボールボーイ!猪狩守サンデースネ?」
「いかにもボクが黄金の左腕、猪狩守ですが?」
「ワタシノ研究ノタメニチョット来テモライマース!」
そこから記憶はなくなって、次に目を覚ました時にはベッドに寝かされていた。変な色の液体が入った注射器を近づけられて、抵抗しようとしてもまったく体が動かなかったのを覚えている。怖かったかって? ハハハ、そんなことはない、ボクは天才だからね!
 そしてまた、気絶していたようだった。気づいたら元の河川敷に寝ていたんだ。妙にだるくて、いくらボクといえど体を起こすのにしばしの時間を要した。ようやく起き上がったらおかしな重みを感じて、そしたらその………胸があった。胸が、あって、それから……本来あるはずのものがなかったというわけさ。トレーニングウェアもぶかぶかになっているし、体も思うように動かない。これは、一大事だと思って、とりあえず近くにあったキミの家に来たんだ。変な勘違いをしないでくれよ! 球界の未来を担うスターのボクがこんな姿をさらしたら、日本中がパニックになってしまうからな。


~回想終了~



「というわけなんだ」
「はあ」
まとめれば三行で終わりそうな思い出話を語り終えて、猪狩はため息を一つついた。放っていたクッションを抱え直して、友沢に寄りかかったままもぞもぞと身じろぐ。
「友沢、なんかキミ……大きいな」
「猪狩さんが小さくなってるんですよ」
「そうか」
目を伏せた猪狩の横顔に友沢はどきりとした。体の変化に合わせてか、猪狩の表情は普段より角が取れて可愛らしい雰囲気になっている。全体的に細くて頼りなさげな猪狩は、なんとなく庇護欲をそそる。友沢は猪狩の肩を抱きしめなおした。
「あの、下も……そうなってるんですか」
「あ、あ、いや……ちゃんと確かめたわけじゃないが、触った感じ、というかなんというか」
顔を赤くしてうろたえる猪狩を友沢は横目でじっと見つめた。流れるような動作で脇の下から手を差し込んで胸を揉む。
「ちょっ……こら、やめろ!」
「あーすいません、つい」
「なにがついだ! おいっ……友沢……!」
乳首をかすめようとする友沢の手を猪狩は必死になって引きはがし、ウェアのファスナーを閉じて友沢から距離を取った。友沢は猪狩の胸と、自分の手のひらを交互に見つめた。わきわきと指が動く。
「あんた……ノーブラなんですね」
「あ、当たり前だろ! 何考えてるんだ!」
猪狩が語気を荒げる。
「とにかく、その変なオッサンが原因ってことは間違いないですね」
友沢は無表情で、誰にでもわかることを言った。ゆらりと立ち上がりクローゼットへ向かう。
「とにかくちょっと出てきます。オッサンを探してこないと」
「それならボクもいく」
「あんたその格好で外にでるつもりですか。ノーブラの癖に」
「う、うるさいぞ! その中年を見つけたって、ボクがいないとどうしようもないだろっ」
「いいから大人しくしててくださいよ。オッサンいたらここに連れて来ればいいんだから」
ノーブラなんだし。と付け加えて、友沢は自分の分の着替えをボンと布団の上に投げた。ぐ、と猪狩が息を飲む。
「本当にキミはデリカシーのない男だな! ひとりでいるのは嫌なんだよ!」
喚いた猪狩ははっとして口を噤んだ。友沢は、間抜けな表情で猪狩を見つめた。
「そうなんですか」
友沢は箪笥から服を引っ張りだすと、俯く猪狩の目の前に差し出した。猪狩が僅かに顔を上げる。
「オレの服で良かったら着替えてください。トレーニングウェアじゃあんまりでしょ」
何でもないことのように友沢は言って、一応猪狩とは反対の方向を向き、もそもそと服を脱ぎ始めた。猪狩は受け取った服を無言で広げて、友沢にならって服を脱いでいるようだった。なんとなく猪狩へ視線を向けた友沢は、猪狩の胸がぽよんと揺れたのを見逃さなかった。
「み、みるなよ」
「はあ」
おざなりな返事はしたが友沢は猪狩を視界に入れ続けた。邪魔そうな大きい胸に悪戦苦闘しながら猪狩がTシャツを身につける。羽織ったパーカーはかなり大きい。ダボダボだ。男のままでも友沢の方が体格がいいのに、女になって一回り小さくなっている猪狩ならなおさらだった。ちょっとしたワンピースなみになっている。
「なんだか……このままでも行けそうだな」
猪狩はそれこそスカートのように、パーカーの裾をつまみあげた。その恰好をするなら家の中だけにしてくれ、と友沢は思った。
「さすがにまずいでしょ」
「わかってるよ」
やはりジーンズも丈が余っている。男のときならむしろ短いくらいのはずだ……などと暴言を吐きながら、裾をロールアップする猪狩。一番短いところに合わせてもベルトはまだ余る。
「どうだ」
立ち上がって、猪狩は鏡を確認した。全体的にぶかぶかで、華奢になっている猪狩の体格が逆に目立つ。そしてそのぶかぶかの服の上からでも、大きい胸がふっくらと盛り上がっているのが分かる。はっきり言って恰好悪かった。
「なんてことだ……こんな恰好で外に出なければいけないなんて」
「ははっ、かわいいじゃないですか。あんた本当に小さくなってんだな」
「くそっ」
余っている袖を猪狩はばたばたと揺らした。小動物じみたその仕草は、猪狩がやるとなかなかいいものだ、と友沢は思った。





というわけで、近所にあるショッピングセンターにやってきたのだった。
 とりあえず人が多そうなところで聞き込み調査を、というのが友沢の弁で、猪狩もそれに同調したのだったが、なぜか二人が立っているのはカラフルな小さい布きれにレースやらなんやらがあしらわれたものが大量に売っている店、つまりは下着屋だった。それも女性用の。
「こんなところに来てどうしようっていうんだ」
「だってあんたのそれ、重そうだし」
友沢は猪狩の胸元を見て言った。
「いつまでもそうやって支えてるわけにもいかないでしょ」
「ぅ………」
友沢のその言葉に猪狩は顔を赤くした。猪狩の突然発生した胸は見た目にもかなり大きく、動くたびに揺れるのが痛いのか、ずっと右腕で下乳を支えている。
「でも恥ずかしい……ボクは男なのに」
「今は女になってるんだからしょうがないですよ」
「別に、いらないよ。もとに戻ったら必要なくなるだろ」
「いつ戻るかわからないじゃないですか」
「何かお探しでしょうか?」
突然かけられた声に二人はビクリと身を竦ませた。入口のところでぼそぼそと言い争いをしていた友沢と猪狩を不思議に思ったらしい、店員の女性が営業スマイルを浮かべて立っている。おびえた猪狩は友沢の背に隠れようとしたが、片手で首根っこをひっつかむようにして友沢はそれを阻止した。
「あの……」
「あ、えーっと、こいつブラジャーとかしたことないんすけど……いい加減した方がいいんじゃないかって思って、なんか買ってやりたくて」
「そうでしたか」
店員は猪狩の方を見て、にっこりと微笑んだ。猪狩がぎくりと固まる。
「ではサイズ測定いたしますね。こちらへどうぞー」
「や、ボクは、その……」
「ふふ、初めてで緊張するかもしれませんが、女性スタッフが対応しますので大丈夫ですよ」
「と、友沢っ」
「ちゃんと待ってますって」
不安げに振り返る猪狩の華奢な背を友沢はぽんと押した。微笑ましいとでも言いたげな店員と、いつになくおどおどとした様子の猪狩が別室へ吸い込まれていく。友人はないだろうが、おそらく恋人には見られただろう。友沢は一息つくと店内を見回した。まったくこんな小さい布きれによく尻が入るものであるなあと感心しながら、しげしげと展示されているショーツを眺める。ピンクのサテン地に黒のレースとジュエリーがふんだんに使われているそれは、肉感的でとても素敵だが少し派手すぎると感じた。猪狩に買うとしたらどんなものがいいだろうか……。





「どうですか」
「うん………まあ、楽にはなった、ような」
「なら、よかったですね」
「よくない。もうだめだ……変態にでもなった気分だ」
猪狩はため息をつくと、落ち着かないらしい胸元をそっと撫でた。清楚なクリーム色の下着できちんと矯正されたそこは、友沢のパーカーの上からでもはっきりわかるほどの膨らみになっている。
「まさか自分がこんな体験をすることになるとは思わなかったよ」
「オレもあんたの下着選ぶ日がくるなんて思ってませんでしたよ」
「それは、しょうがないだろ!」
サイズを測定した後の猪狩は顔をこれ以上ないほど真っ赤に染め上げ、終始俯いていた。初めはやはりシンプルなものがいいだろうか、それとも猪狩の趣味なら赤と青の派手な下着などがいいのだろうか等とあれこれ提案してみたが、猪狩の反応はキミが適当に選んでくれの一点張りだった。もしかして、猪狩は女性の下着に耐性がなかったりして。などと邪推してみる。結局友沢が選んだ3セットを購入し、ひとつをさっそく猪狩が着け、友沢がのこりの2セットが入った紙袋を手に持っているのだった。
「もう昼ですし適当に腹ごしらえして、それからそいつを探しましょう」
「何も食べる気になれないな……」
「パワバーガーとかでいいんじゃないですか」
「パワバーガーか……フン、仕方がない、良しとしよう」





 食欲を満たした二人は早速聞き込み調査を開始した。道端を歩いている人、ショップの店員、たむろしている若者、なるべく話を聞いてくれそうな人を選んで手当たり次第に声をかける。
 しかし人探し、肝心の写真もなければ特徴も「カタコトの日本語を話す、ハゲで眼鏡で白ひげの初老の男性」では思うように証言は得られない。おまけに友沢はその男の顔を知らないのだったし、猪狩も何度もその男について話すうちにだんだん顔がぼやけて、本当にこんな顔だったのか、他に特徴があったような、もっと違う顔だったような気もしてきてもはや何が何だか分からなくなっていた。捜査は難航した。
「疲れましたね……」
はずれにある公園のベンチに腰掛け、友沢はため息をついた。あそこの公園近くで野球少年に声をかけていたような、という証言をもとにここまでやってきたのだが、もうそのような人物は見当たらなかった。念のため公園にいた子供たち数人に声を掛けてみるも玉砕に終わった。
「休憩しましょう。なんか飲みます?」
手荷物をベンチにおいて、友沢は、立ったままの猪狩を仰ぎ見た。
「いや、いい」
「……大丈夫ですか? なんか顔色が悪いですけど」
猪狩は明後日の方向を見つめて落ち着かないように体を揺らしている。慣れない体で長時間歩きまわったのだからよほど堪えただろう。友沢は心配になった。
「ちょっと座ったほうがいいんじゃないですか」
「大丈夫だ。ほっといてくれ」
「猪狩さん……でも」
ぎゅっと自分の身を抱きしめるように腕を回した猪狩は、おびえた表情で友沢を振り返った。目には涙が滲んでいる。
「い、猪狩さ」
「友沢……あの、ボク」


「トイレに行きたいんだ」

「はぁ!!!?!?」
「し、しかたないだろ! 生理現象なんだから」
「そんなのさっさと行って来ればいいじゃないですか! そこにあるでしょトイレなんて」
猪狩を心から心配していた友沢は、あきれ返ってトイレを指差した。
「だってこの体で……やり方が、やり方がわからない!」
「普通に座ってやりゃあいいんじゃないですか」
「簡単に言うけどな! いざとなったら難しいんだ……ボクだっていろいろ考えたんだぞ」
「なに変なこと考えてるんです」
いよいよ我慢ができなくなったのか、猪狩が一層身を震わせる。友沢は、この期に及んで抵抗を見せる猪狩を引きずるようにしてトイレの前まで連れて行った。男女の力差があるためかあまり動くと粗相してしまいそうなのか、猪狩は暴れはしても比較的おとなしく友沢についてくる。
「はい、どうぞ」
「…………」
「漏らす方が恥ずかしいと思いますけど」
友沢のその言葉に歯を食いしばると、猪狩は歩みを進めた。足取りは間違いなく男子トイレの方に向かっている。
「ちょ、ちょっと、あんたどこ行く気ですか」
「だって女子トイレに入るわけにはいかない。ボクは男なんだ」
「だからってそのなりで男子トイレ入ってたら痴女ですよ! 通報ですよ!」
「うっ………」
猪狩は眉根を寄せて、あたりをきょろきょろと見回した。心は男でも、今の猪狩の見た目は完全に女なのだ。周りが見たら「女子が男子トイレに入っている」となるだろう。
「友沢……ついてきてくれないか」
「どうしてもこっちに入る気ですか」
「女子トイレには入れないよ……」
項垂れる猪狩に友沢はため息をついた。ドアを開けて、トイレ内に誰もいないことを確認する。なんだかんだいって友沢は猪狩に甘かった。
「さっさと入ってください」
ドアを押さえる友沢の横をすり抜けて、猪狩は男子トイレに侵入した。続いて友沢も入りドアを閉める。
「ここにいますから、出るときは声かけてくださいね」
「わ、わかった」
猪狩はおぼつかない足取りで個室に入り、ガチャンと鍵を閉めた。静まり返ったトイレ内にごそごそと衣擦れの音、そして「普通に……ふつうに、座って……」と独り言じみた猪狩の声が響く。妙な緊迫感を覚えながら友沢は壁に寄り掛かった。
 衣擦れの音が止まり、長い沈黙が空間を支配した。猪狩が不安げに名前を呼ぶ。
「と、ともざわ……」
「いますよ」
「う………っう、」
喘ぎにも似た呻きを漏らす猪狩に友沢の方が緊張する。公衆トイレの便座に座って排泄を堪えている猪狩、というのはなかなかどうして、倒錯的なシチュエーションである。
「だめだ、できない……」
「大丈夫ですって」
「でも」
なにが大丈夫なのか自分でもわからないが、ごねる猪狩に友沢は大丈夫大丈夫と繰り返した。猪狩も限界だろうに、トイレに侵入してからもはや相当な時間がかかっている。
「猪狩さん、オレ出てた方がいいですか」
「いや……いてくれ、ここに、っあ」
「猪狩さん?」
「あっ、、うぁ………!」
バタン、と個室の壁を叩くような音がして、続いて水が跳ねかえる音が聞こえた。変態的な趣味はないが無性に鼓動が高鳴る。友沢は手洗い場の前からそっと、猪狩が入っている個室の前に移動し、扉を見つめた。
「やっ……とまらな、」
怯えたように猪狩が言う。我慢に我慢を重ねたためか、ぴしゃぴしゃといつまでも水音がしている。
「猪狩さん……」
「……うっ………ふ、ぅ………」
ぽたぽた、と弱く雫が滴る音に紛れて、猪狩のしゃくりあげるような声が聞こえてきた。友沢は内部の様子を想像することしかできない。泣いているのだろうか。なんだかもう友沢は猪狩が哀れに思えてきた。おかしな興奮を覚えている自分を少しだけ恥じた。
 カラカラとトイレットペーパーを引き出す音、それから衣擦れ。流水音。一連の動作を全くの無言で終えた猪狩はガチャリと個室の鍵を開けて、友沢の前に現れた。目は真っ赤に充血していた。
「い、猪狩さん」
「友沢……」
猪狩の目がまた潤んで、滲んだ涙が盛り上がる。思わず友沢は猪狩を抱きしめた。いつもより低い位置にある頭をぎゅうと抱える。腕の中の猪狩は頼りなくて、弱弱しかった。
「もういやだ……早く男に戻りたい」
「そうですね……。きっと戻れますよ」
「うん。 ……女性は大変だな。毎回こんな思いをしているなんて」
いや女性なら別に普通のことだろ、と思ったが空気を読んだ友沢は何も言わなかった。
 ひとしきり抱き合って落ち着いた後、身だしなみを整えて二人は公園のトイレを出た。
 公園はのどかで、太陽の光がまぶしかった。何事もなかったかのように相変わらず子供たちがはしゃいでいる。世界に置いてけぼりにされた気分だ。誰も友沢と猪狩がトイレでどんな時間を過ごしたかなど知らないのだった。
 すっかりしおらしくなってしまった猪狩は目元を赤く染めたまま、友沢の後ろに身をひそめるようにしていた。ちらりと友沢が猪狩を見やる。
「………」
猪狩は無言だった。自動販売機でスポーツドリンクを一本だけ買って、二人はベンチに座った。カリカリと小さな音を立てて友沢がペットボトルのキャップを開ける。
「はい」
「えっ………ボクは」
「ちょっとくらい飲んでくださいよ」
おずおずと猪狩は友沢からボトルを受け取った。歩き疲れていたのと泣き疲れたので喉が渇いていたのだろう、小さく一口、一呼吸おいてもう二口、ゆっくりと身体に水分を浸透させる。
ため息をついて、猪狩は濡れた唇をかみしめた。
「あの……すまないな、友沢」
「もういいんですか」
「あ、うん。あ、いや、じゃなくて」
猪狩の手からペットボトルを受け取ると、一口飲んで友沢はキャップを閉めた。猪狩は宙に浮かせていた手をそっと膝に下ろし、固く握りしめて、視線を地面に落した。
「ありがとうと……言っているんだ。キミがいてくれてよかった」
「えっ」
「こんなことに付き合わせてしまって、……ああ、なんだ、もう」
猪狩はついに顔を手で覆った。耳慣れない猪狩の言葉に友沢の顔も赤く染まる。
「ボクは頭の中まで女性になってしまっているのか…………なんだか、キミが、キミが、すごく、頼りになる男みたいに見えてしまう」
「オ、オレそんな頼りないですか?」
「そんなの今まで考えたこともなかった」
話を聞いているのかいないのか、身を縮こまらせる猪狩を、友沢はそっと抱き寄せた。友沢がしたことと言えば猪狩の乳を揉み下着を調達し放尿に聞き耳を立てたことぐらいなのだが、そんなことでも猪狩の支えになったのか。と思って友沢は感動するやら情けないやらだった。
「あの……突然違う体になって、不安なのはわかります。オレ、なんもできないけど……ちょっとでも猪狩さんが安心してくれるんなら」
「友沢………」
潤んだ青い瞳の中に、自分がいる。友沢は少しだけ身を摺り寄せて、猪狩の頬に優しく手を当てた。ゆっくりと瞳を伏せて、二人は木漏れ日の中で触れるだけの口づけをしたのだった。
 唇の弾力を味わって、名残惜しむようにそっと顔を離す。キスなんて何度も、もっと激しいのも、さらにその上もしているのに、何とも言えない気恥ずかしさに包まれて二人はもじもじした。お互いの顔を見ることすらできない。
「オレ………もし、猪狩さんが、元に戻らなくっても」
「う、うん」
「……オレは、その、猪狩さんを………」
意を決して猪狩を振り返った、友沢の視界に鮮やかなオレンジ色の髪の毛らしきものが目に入った。猪狩のものとは違う、長いそれ。目線を上にずらすと、仏像のような穏やかな微笑みを浮かべた女性と目があった。
ぱちりと瞬きを一つ。
「あ、やっと気づいてくれたのね」
女性は笑みを深くすると、硬直している友沢に向かってそういった。声に振り向いた猪狩もまた、硬直した。
「ごめんなさいね。覗き見するつもりはなかったのだけど、あなたたちがあんまり二人の世界なものだから。つい話しかけそびれちゃって」
「いつ、から……」
うーん、飲み物を飲んでいるあたりからかしら。顎に手を当てて思案するふりをしながら、女性はそう答えた。おそらくその前からいたな、と友沢は思った。
「で、あなた、猪狩守くんよね?」
「はっ、はい」
女性はまっすぐに猪狩を見て言った。「ふ~ん……」と時折唸りながら、しげしげと猪狩の体を見つめる。舐めまわすようなその視線に猪狩より友沢が耐えられず、友沢はずいっと前に出た。
「あの、ちょっとなんなんですか?」
「あらごめんなさい、私ったら」
はっとしたように猪狩から目線を話すと、女性は咳払いを一つした。
「私は加藤理香っていいます。ダイジョーブ博士の助手をしているの」
「ダイジョーブ博士?」
「猪狩くんは、今朝会ってるわね。あなたを女性の体にした張本人よ」
「「ええっ!?」」
友沢と猪狩の声がシンクロする。この人ならそのなんたら博士の居場所を知っているに違いない。もしかして猪狩を元に戻せる方法も知っているかもしれない。
「いきなり女の子になってしまって驚いたでしょう。それで、元に戻る方法があるんだけど……」
「元に戻る方法!?」
「どうすれば…!」
期待通りの言葉を発せられて、二人は目を輝かせた。友沢と猪狩の勢いに気圧された加藤は、ずりっと一歩後ずさった。
「ず、ずいぶん食いつきがいいのね。さっきはあんな雰囲気だったから、女の子のままでやっていくことにしたのかと思ったのだけど」
「そんな! ボクは男として生きていきたいんだ」
「そうよね」
ふふ、と意味深な笑みを浮かべて加藤は猪狩の手を引いた。
「じゃあ、方法を教えるわ。こっちへ来て」
「えっ……」
「ちょっと待ってくださいよ、オレも……」
ついてこようとした友沢を制して、加藤はぱちりとウインクした。猪狩の手をぎゅっと握る。
「ガールズトークは男子禁制よ?」
男の子には聞かれたくないこともあるのよ、と言われては友沢は黙るしかなかった。しかし猪狩は現女だが元男だ。しかもつい昨日までは。ガールズでくくっていいものなのだろうか。それに言っては何だが、あの加藤という女性もガールズの範疇にはいるのだろうか。
 向こうの木陰に移動した加藤と猪狩を、友沢はベンチに座って見守った。何か言っているらしい加藤に対して猪狩はオーバーリアクションしたり、かと思えば俯いて手いじりをしたりと忙しい。加藤が励ますように猪狩の肩を叩いている。残っていたペットボトルの中身をぐいと飲んで、ラウンドが終わったボクサーのようにベンチに座り込む。地面と猪狩を交互に見ながらペットボトルに口を付けて、中身が空になったころにようやく猪狩が戻ってきた。
 猪狩は涙目だった。
「だ、大丈夫ですか」
友沢は思わず立ち上がった。俯く猪狩の背中を、付き添う加藤が優しく撫でる。
「一人で言えるわね」
「はい」
「じゃあ、私は退散することにするわ。何かあったら相談してね」
美しい髪をそよ風になびかせて、加藤が去っていった。今にも大粒の涙をこぼし始めそうな猪狩を気遣って、友沢が顔を覗き込む。猪狩の唇が、何か言いたげに動くが、言葉は一向に出て来ない。そんなにも難しいことなのだろうか。友沢は忠犬のようにじっと待った。視線を地面へ向けて、猪狩がついに囁く。

「抱いてくれないか」

猪狩の言葉に友沢は耳を疑った。頭がおかしくなったのかと思った(無論猪狩が、だ)
 長ったらしい猪狩の話を一言でまとめるとこうだった。

「中だししてほしい」

男性的要素を内部から補うことにより云々。難しい説明はさっぱり頭に入ってこなかったが友沢はそれだけわかった。元に戻るために猪狩に行うべきこともわかった。
「えっえええええええええ」
「それしかないんだ!」
「女の体のあんたとヤれってことですか」
「そうなるな………」
「だってあんた、トイレ行くくらいであんなに大騒ぎだったのに、そんな、セックスなんてできるんですか」
友沢の言葉に猪狩は俯いて押し黙った。だって、やるしかないじゃないか。猪狩の唇から、か細い声が零れる。
「もうちょっと慣れてからにしませんか。方法は分かったんだし」
「そんな悠長なこと言ってられないだろ!」
このままいたらいずれ友沢以外にも猪狩の異変が分かられてしまうし、野球の試合だってある。先も言ったが今や日本を代表する球界のエース、猪狩守が女になっているなんてことになったら日本中が、いや世界中が大パニックになってしまうだろう。それに猪狩コンツェルンの後継ぎとして、父さんに申し訳が立たない。猪狩は熱弁したが友沢は迷った。
 煮え切らない態度の友沢に、猪狩はぎゅっと唇を噛みしめた。
「……キミがやらないというんだったら、他の人に頼むまでだ」
「冗談じゃない!」
猪狩の爆弾発言に、友沢はうっかり語気を荒げた。
「オレが、やりますよ。ちゃんと」
友沢は猪狩をぎゅうと抱きしめた。いつもより低い位置にある肩、薄い背中と細い二の腕。友沢の腕の中で、猪狩は、よろしく頼む。とぼそぼそ言った。





 友沢の家に戻ると、夕食もそこそこに二人は早速シャワーを浴びて寝巻に着替えた。友沢がいつも寝ている布団の上に正座をして、膝を向かい合わせる。
「えー、と、じゃあ」
「うん」
「普通にしていいんですよね」
「よ、よくわからない。任せる」
すでに頬を紅く染め上げている猪狩に、友沢はゆっくりと覆いかぶさった。友沢の指先も震えている。戦慄く唇に口づけを落とす。キスだってセックスだって何度もしているのに、何故こんなに緊張しているんだと友沢はまた同じことを思った。
「ん、」
唇を割って、舌を絡める。同じ歯磨き粉のミントの味が少しだけ香る。柔らかなぬるめく舌を味わい、上顎を尖らせた先端でなぞると、猪狩の肩がぶるりと震えた。上唇と下唇で優しく舌を噛まれる。噛んでいる唇を舐めるようにして差し込んでいた舌を抜き去ろうとすると、猪狩は去っていく友沢の舌を、頭をもたげてもう一度飲み込んだ。ちゅ、と小さく音を立てて吸い付かれる。ゆっくりと目を開けると猪狩はまだ目を閉じていた。
 栗色の長い睫が震えて、青い瞳と視線が合う。瞬きをして視線を逸らし、猪狩は唇を舐めて口の中の唾液を飲み込んだ。甘くなった息が微かに友沢の顔にかかる。その一連の仕草があまりにも猪狩で、友沢は笑った。
「はは」
「な、なんだよ。何笑っているんだ」
「猪狩さんだなあと思いまして」
姿かたちは違えどこのひとはやはり猪狩守なのだと、当たり前のことを思った友沢は、頬についばむような口づけを繰り返しながら耳に息を吹き込んだ。戦慄いた猪狩がすこしだけ背を反らせる。耳朶を噛み寝巻代わりのスウェットの裾から手を入れて、むき出しの腹をそっと撫でる。手のひらでなぞり上げる腹は柔らかくて、なだらかにくびれている。
「余計なことはいいから、ぱっと挿れてさっと出してくれ」
「……そーいうわけにもいかないですよ」
身も蓋もないセリフを吐く猪狩。
 それに抵抗するように、友沢は緩慢に猪狩の首筋を舐めて腹を愛撫した。猪狩の体が時折ピクンと反応する。スウェットをめくり上げつつ、臍のくぼみからそろそろと指を這わせていくと、なにやらかたい布地にあたった。
「あ」
友沢はぐいと猪狩の上着を捲ると身を起こした。そこにはぷるんとおおきく揺れる胸、それを覆っているのは友沢が選んだブラジャーだった。淡い水色のサテン地に白のチュールレース、胸元には同じレースで大きなリボンがあしらわれている。繊細な作りのそれは猪狩にとてもよく似合っているように思えた。
「着けてくれたんですか」
「………ノーブラって言われるのは嫌だったからな」
「似合いますよ」
こちらを決して見ようとはしない猪狩に、友沢は微かに笑いかけた。カップの縁を手のひらでなぞって、谷間に唇を落とす。ちゅうと柔らかく吸い上げ、優しく揉みあげながら歯でかむように刺激すると猪狩が身を跳ねあげる。
「なんか……なんだか変な感じだ」
「オレも……」
万歳した猪狩に合わせて友沢が上着を脱がせる。もじもじと恥じらうように、猪狩が両腕を胸の前で合わせた。そういえば猪狩は、前の方は、はじめてではないのか。背中に腕を差し込んでホックをはずすと、心もとなくなったらしい猪狩がますますきつく胸元を抑えるが、友沢はその腕をそっと退かせた。不安げな猪狩の瞳と目が合う。今から猪狩の処女を奪うのだな。友沢は万感の思いで言った。
「優しくします」
当たり前だ、という猪狩の言葉は、友沢の唇に飲み込まれた。





 そして朝である。
 猪狩ともつれ合うようにして眠っていた友沢は、チラチラと眼球を焼く日の光で目を覚ました。
 すさまじい疲労感だ。
 全身の精気が吸いとられたかのように体が重い。ずいぶんとハッスルしてしまったようだった。猪狩とはいつも獣じみたセックスをしているなあと思うが、昨日の夜は傾向が違った。生娘を蹂躙している気分だった(実際そうなのだが)。怯えて固くなっている猪狩に優しい声をかけ、丁寧な愛撫で身体をほぐし、何度もいかせて蕩けさせ、ついに……。などと回想して友沢は一人頭を掻いた。
 無事己の果たすべきところは果たした。2~3回果たした。後は結果を待つのみ。猪狩の体はどうなっているのだろう。
 あくびを噛み殺しながらのっそりと起き上がり、隣でまだ眠りに付いているらしい猪狩を見やった。頬に残る涙の跡が痛々しい。
「猪狩さん、朝です」
「……んっ…………ん、あ!」
友沢にゆすられるやいなや猪狩はがばっと立ちあがり、全裸の肉体を友沢の眼前に惜しみなく晒した。すらりと長い手足、均整のとれた滑らかな筋肉と盛り上がった尻、そして股間には……。
「も、戻ってる!戻ってるぞ!」
いちもつがしっかりとついていたのだった。
「やりましたね!」
「ああ、やっぱりボクの体はこうでなくっちゃ」
自慢のボディにうっとりしながら、猪狩は安堵のため息をついてくるりと回った。友沢はその様子に少しだけげんなりしたが、友沢だっていつもの猪狩の方がいい。女の猪狩もとても魅力的ではあったが、猪狩が猪狩らしくあれる方がいいのだ。
「本当にこんなあっさり戻るんなら、もうちょっといろいろすればよかったですね。ぱいずりとか」
「な、何を言っているんだキミは! まったくどうしようもないな!」
「下着もせっかく買ったのに余っちゃいましたし……。あ、つけます?」
「いらないよ! だから言っただろ、すぐ元に戻るって」
安堵感で二人は若干テンションが高かった。きゃいきゃいとはしゃぎながらじゃれあいのような会話を続ける。無事元に戻ったからこそできる会話である。
「さて……早速トレーニングに出かけるか」
「ちょっ、しばらく大人しくしておいた方がいいんじゃないですか。また狙われるかもしれないし」
「練習は一日休めば戻るのに三日はかかるというだろ。ぼやぼやしていられないよ」
「はいはい。じゃーオレも付き合いますよ」
シャワーを浴びようと、二人は全裸のまま風呂場へ向かった。体は気怠かったが熱いシャワーを浴びたらさぞ気持ちいいだろう。朝日はまぶしく、鳥が歌い、猪狩は男だ。いろいろと盛り沢山だった一日を過ぎて、二人は日常を取り戻そうとしていた。





「面白いデータが取れましたわ」
加藤理香は、実験器具が無数に並ぶラボでパソコンのキーを叩いた。
「急激な男女の性変化とそれに付随するホルモン分泌、神経系への影響。脳波に与える効果も凄まじいですね」
加藤は同意を求めるように、ディスプレイの向こう側を見つめる。 視線の先には、今回の騒動を引き起こした張本人、ダイジョーブ博士の姿があった。モニターの光にぎらりと光る眼鏡の奥の瞳は、表情が全く見えない。
「今度ハワタシ自ラ計測シテミタイデース。試シタイ事モ沢山デース! ウーン科学ハ奥深イ!」
「では次の投与は一ヶ月後ということで」
「イエ、二ヶ月後ニシマショウ」
「あら何故です? 一ヵ月に一度でも精神はギリギリ保てるレベルですわ」
「コノ薬ニ耐エラレル人ハ他ニイマセンカラネー。守サンハ大事ニシタイノデース!」
「それもそうですわね」
うなずくと、博士はいくつかの資料を持って奥の部屋へと引っ込んだ。残された加藤は少し休憩しようと、椅子の上で軽く伸びをする。苦いコーヒーが飲みたかった。
「でもまさか、本当に精液抽入に効果があるなんてね。50時間程度維持されるはずの女性化が、切れるのが随分早まった……。これについてももう少しデータを取る必要がありそうだわ」
コーヒーメーカーのスイッチを入れながら、加藤はそうひとりごちた。科学者としての血が疼く。
 ダイジョーブ博士とその助手が何をたくらんでいるのかはいまだ未知だが、友沢と猪狩の、真に平穏な日々はまだまだ戻りそうにないのだった。











_____


「ダイジョーブ博士が原因で女体化して涙目の猪狩さんと、それを見てわたわたする友沢」ということで、改めましてリクエストありがとうございます!
女体化した守さんについていろいろ考えた結果、書きたいことがたくさんたくさんでてきて、ご覧の有様になってしまいました。自己最長記録です。削ったものもあるのですがどうしても (1)友沢の服を着て出かけるにょたまもちゃん (2)ブラジャーを付けるにょたまもちゃん (3)男子トイレで用を足すにょたまもちゃん (4)友沢とにょたまもちゃんのドキドキえろす は書きたくって無理やり詰め込んでしまいました。長いうえに変な話ですみません。ていうかエロ要素とかリクエスト内容に入っていないのに勝手にすみません。
 でももんのすごく楽しく書けました~!にょたまもちゃんかわいいよにょたまもちゃん


リクエストくださった方と友猪好きなすべての皆様へ捧げます!ありがとうございましたー!!


藤原

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無題

  • 藤原 
  • 2012/06/29(金) 17:12
  • edit

>>>6/23 リクエスト~ の方

拍手コメありがとうございます!わ~っこちらこそ素敵なリクエスト頂きまして本当にありがとうございました~!にょたまもちゃんに大興奮してしまって、やりたい放題好き放題で、なんだかもう申し訳なく思っていたのですが、そういって頂けて本当に嬉しいです~!にょたまもちゃんかわいいですよね……しばらく頭から離れません~!
これからもまたみてやってください!よろしくお願いします!

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